2013年12月1日日曜日

突き放して厳しく育てる?

幸せになる方法、コスモロジカル・パーミストリーです。

向上するべきことはわかっている。
でも苦しんでいる。

もし子供がそんな様子だったら、親としてどうするべきかという問題があります。

かつては「獅子は子を千尋の谷底に突き落とす」なんていう言葉がもてはやされたこともありました。いわゆるスパルタ教育というやつです。

実際のライオンは、谷底に落ちた子供を助けに行くともいわれています。状況にもよるんでしょうけど、本能だけで生きているライオンはあまり参考にならないかもしれませんね。

苦しんでいて、なかなか向上できない子供には、 “助け舟” や “命綱” が必要です。ちょっと想像力を働かせて、また、自分が子供だったころを思い出して、「全て自力で戦う」ということができるかどうかを考えてみるべきことは言うまでもありません。

最初から手の届くところに助け舟がある。そんな状況を作ってやることで、子供が本当に堕落するのかどうか、それも知っておかなければなりません。おそらく、ほとんどのケースで堕落はしないのではないかと思います。

大事なことは、向上の必要性をどこまで子供が自覚しているかということです。ちゃんと自覚している子供であれば、助け舟を目の前に見せてやっても、すぐそれに頼ろうとはしないのです。むしろそれで自分が大事にされていると感じますから、安心して向上へと励むことができるはずです。

子供を突き放すことによって、子供に与えるダメージがどれぐらい大きいか、まずそれを知っておかなければなりません。ダメージが大きくて、向上しようとしていた意志まで壊れてしまうことがあります。そうなると突き放すことはできません。子供を生かすか、だめにするか、そこに大事な判断が求められます。

そもそも、「子供を育てる」ということ自体が、親の驕りだという見方もできます。「子供は育つもの」であって、「育てるもの」ではないという考え方です。

もともと自分で育とうとしている子供が、すくすくと育ってくれるように、親にできることはそれをちょっとだけ助けること。少なくとも、「さあ、育て! どんどん育て!」と強いることではないと言うことはできるでしょう。

親の務めとしてこれだけは言えるというのは、育とうとしている子供をダメにしないことなのです。

またこれは、子供についてだけの話ではなく、私たちが接する全ての人々、あらゆる人間関係についても基本は同じだと思います。

人を生かす意志による肯定思考(A思考)で接することができれば、相手を生かすことができます。そうすることで、相手から尊敬、感謝、信頼を得ることができるのです。

尊敬、感謝、信頼のうち、ひとつもないということになれば、それはきっとB思考で接していたためだということになるでしょう。

B思考では、人は離れて行きます。
B思考では、相手が自分の方を向いてくれることがなくなってしまうのです。